血圧脈波(血管年齢測定)検査のご案内
2021.01.26
当院では血管年齢を測定できる、血圧脈波検査を行っております。
この検査は、血管の詰まり具合や硬さを評価し、動脈硬化度を評価する検査です。最近では、新型コロナウイルス感染症に感染した場合、動脈硬化が進んでいることによる心臓病、脳血管障害をお持ちの方は重症化しやすいことがわかっています。
動脈硬化とは…血管の弾力が失われ、硬くなったり、血管壁にコレステロールなどがたまり、内径が狭くなった状態のことをいいます。動脈硬化が進行すると、脳卒中や心筋梗塞などのリスクの早期発見、早期予防ができます。
予約制となっておりますのでご興味のある方は1度ご来院のうえ検査の予約をお願いいたします。
【検査を受けるお勧めの方】
・狭心症や心臓病の既往をお持ちの方。
・血圧が高いといわれたことがある方。
・糖尿病や脂質異常症など生活習慣病の既往がある方。
・足がしびれる、冷たいなどの感覚異常がある方。
・歩くと痛みがあり、少し休むと再び歩けるようになるなど症状がある方
(間歇性跛行)。
・休んでいても足が痛いなどの症状をお持ちの方
・血管年齢が気になる方
【検査方法】
ベッドに横になって心電図電極、心音マイク、カフを巻きます。
血圧を計るのと同じ要領で痛みなどはありません。5~10分程度で検査は終了です。
結果はすぐに出ますので、その日のうちに医師よりご説明致します。
【測定項目】
CAVI(キャビィ):心臓から足首までの動脈の硬さ、石灰化の程度を示す指標です。
→9.0以上で動脈硬化の可能性があります。
ABI(エービーアイ):足の動脈の詰まりの程度を表します。
→0.9を下回ると動脈が詰まり気味で血流が悪くなっている可能性があります。
詳細に関しましては外来(03-3666-0880)にご連絡ください。